#2 ほしい！うれしい！ソーシャルプロダクツ

毎回、APSPスタッフ一同が欲しい、もらって嬉しい！と皆様におすすめするソーシャルプロダクツを１点、APSP PRが「大銀座」で選んでスタッフやソーシャル界隈の皆さまにおすそわけする手土産を１点、紹介していきます。

 

さんさ裂き織工房／さっこらproject～Panorecheシリーズ

 

一気に涼しくなって温かみのある布小物が恋しくなる昨今。第2回は、そんな季節に持ち歩きたい巾着型の小物入れ、がま口、名刺入れ、カードケースなど、用途に合わせたバラエティを取りそろえる、さんさ裂き織工房／さっこらproject～Panorecheシリーズをご紹介。

盛岡市の華やかな夏祭りの掛け声「♪さっこら〜ちょいわやっせ」の掛け声に由来するという株式会社 幸呼来（さっこら）Japanさんの自社ブランド。

東北に伝わる「裂き織（さきおり）」という技術、ご存知でしたか？「盛岡さんさ踊り」の浴衣を活用し、使わなくなった布（残反）を日本古来のリユース技術で、デザイン性の高い商品に。ハンドメイドで行われる「裂き織」は、機械では出せない高品質で、使うほどに風合いが手に馴染み、愛着が増していく暖かみのあるエコファブリックです。

「裂き織」の技術やデザイン自体の魅力に加え、知ることでさらに愛着が増す深いエピソードがあります。高い技術を持ちながら、卒業後の就職になかなか結び付かない障がい者の方々の労働力の受け皿になろうと、代表の石頭さんは。当時勤めていた会社の一事業として開始。順調に商品の認知も上がっていた矢先の2011年の東日本大震災。会社の業績も悪化し、事業の継続ができなくなりそうになった矢先「技術もスタッフも埋もれさせたくない」という石頭さんの想いで、2011年9月に幸呼来Japanが設立されました。

アシックスジャパンの「オニツカタイガー」コラボシューズや、エドウィンとの協業でデニム残反を活用した「デニム裂き織」も実現し、定番商品を伝統の「裂き織」でアップデートして商品展開が評価されています。また、Snow Peak、KUON、ANREALAGE、中川政七商店など企業やブランドとも続々とコラボレーションしています。

さんさ裂き織工房／Panorecheシリーズ、２つのブランド／さっこらprojectについて詳しくは公式ホームページ、2018年ソーシャルプロダクツ・アワード受賞商品ページもご覧ください。

 

（利用者の声から）

「子供へのプレゼントにポシェットを買いました。やさしい色合いとかわいいデザインに子供も喜んでいました。また、長く伝わる技術が活かされた”アップサイクル”商品だと知り、大切に使っています。」

「がま口ポーチを使っています。リップやアクセサリーなどの携帯にピッタリ」

「明るい色合いがバッグの中でも目をひきます。ひとつひとつ手仕事で作られたもの、愛着が湧きます」