-エコリーフ環境ラベル-

2015/01/15

-エコリーフ環境ラベル-

一般生活者の環境に関する意識は年々高まるとともに、企業や自治体も環境に配慮した製品づくりが求められています。こうしたニーズに応えるべく、環境に配慮した製品を様々な認証制度やマークが国内外で増えています。
今回は対象の範囲が製品にとどまらず、サービスなども幅広く含み、さらには製品の原料調達から廃棄・リサイクルに至るまでの全ライフサイクルを調査し認証する「エコリーフ環境ラベル」をご紹介します。

●エコリーフ環境ラベルの特徴●

これは ISO14025 に準拠したタイプⅢ環境ラベルと呼ばれる種類の環境ラベルです。LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、製品の製造から廃棄までという全ライフサイクルステージにおいて、環境負荷を定量的に公開しています。地球温暖化対策の1つとして開発され、エコリーフ環境ラベルは 2002 年に日本で運用が開始しました。企業は、この環境ラベルを取得することで第三者認証を受けた製品の環境負荷情報をウェブサイト等を通じて一般公開することができます。タイプⅠ環境ラベルと言われるエコマークと違い合否判定はなく、環境への評価は読み手に委ねられています。

●エコリーフ環境ラベルを取得するメリットは?●

エコリーフ環境ラベルを取得し、客観的な環境情報を開示することで、第三者認証を受けた透明性と信頼性
の高い環境負荷情報を公開することが出来ます。LCA手法を用いることで製品製造による環境負荷を客観的に把握することができるため、環境配慮設計を促進させ、社内の開発資料としても活用出来ます。
ISO14025 に準拠したエコリーフ環境ラベルでは、近年企業が国外での販路を広げるために活用するケースが増加しているため、英語での資料紹介、ウェブサイトでのプログラム紹介などへも力を入れています。

●認証を取得した取り組み・取得状況●

エコリーフラベルの対象は幅広く、日用品,衣料品だけでなく、複雑、高度なプロセスを経て製造される工業製品や建築構造物、使用時の環境負荷が大きな耐久消費財などの他、情報通信、運輸、流通といったサービスも対象としています。電力、食材配送システムなどが取得した例もあります。また、海外市場を対象とした製品のエコリーフの登録・公開も可能です。2015 年 2 月現在、累計数 1,533件の登録があり、そのうち 276 製品は海外輸出製品にて取得されています。

●ご担当者様からのコメント●

日本生まれのタイプⅢ環境ラベル(ISO14025 準拠)であるエコリーフは、誕生してから今年で 13 年目を迎えます。誕生当時から第三者認証を受けた LCA 結果を公開する手段として企業に活用されてきましたが、近年ではこの環境プログラムについて国外の環境制度で紹介、取り入れられることも増えたため、海外輸出製品での取得が急増しています。環境ラベルを取得することが、企業の信頼度向上に繋がり、海外市場参入がしやすくなるなど、環境ラベルの活用について新しい局面を迎えていると感じます。ぜひタイプⅢ環境ラベル エコリーフにご関心を持っていただき、環境負荷の見える化について一緒に取り組んでみましょう!
エコリーフ環境ラベルウェブサイト
http://www.ecoleaf-jemai.jp/

取材ご協力:一般社団法人産業環境管理協会 エコリーフ事務局 根岸様

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