【年度テーマ】間伐材を活用した「木のストロー」普及活動(ウッドストロープロジェクト)
更新日:2020年3月9日
- 企業・団体名
- 株式会社アキュラホーム
- 商品・サービス概要
- 【年度テーマ:「プラスチックごみ問題」の解決につながる商品・サービス】
間伐材を極薄にスライスし斜めに巻きつけて加工した「木のストロー」。世界で初めて量産技術を開発した。海洋環境の改善及び適切な間伐による森林保全の動機付けとなることを目的としている。木は元来水分を蓄える特性があるため溶けるという心配がなく、糊も食品衛生上問題のない最適なものを使用している。これによって、これまでの紙製ストローやマイストローの持つ懸念点を払拭している。また、製作過程の容易さからシルバー人材や障がい者の方々への雇用機会も創出。細い間伐材や節がある木材も有効活用することができるため大量生産が可能となり、多くのプラスチックストローの代替となることを期待できる。 - 価格
- 50円/本
- 販売情報
- [オンライン]アキュラホーム
ザ・キャピトルホテル 東急HP
[店舗]ザ・キャピトルホテル 東急
- 該当するSDGsのカテゴリ
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- 該当するソーシャルカテゴリ
審査員コメント
建材から出るけずり華を活用した木製ストローは、住宅会社だからこそ生まれた画期的なアイディア。使用感はプラスチックストローと変わらず、洗えば何度も使用可能な丈夫さを兼ね備える。木の温かみが感じられ、ひとつひとつ木目が異なることが、商品の個性もなっている。樹種や地域ごとの木製ストローを開発できるので、地産地消による脱プラが実現される。製造過程に障害者雇用を取り入れている点も評価できる。日本発の脱プラにつながるソーシャルプロダクツのモデルとして、今後グローバル展開にも期待したい。