紡ぐお茶布巾
更新日:2026年1月28日
- 企業・団体名
- 株式会社福寿園
- 商品・サービス概要
- 京都・山城上狛の茶と織物の伝統を未来へつなぐ布巾。創業230年以上の福寿園が茶葉のエキスで綿を先染めし、レーヨン混の糸で織り上げたことで深みのある色合いと独自の風合いを実現。布巾のベースとなる糸は太めに仕上げ、通常4~6枚しか重ねない織布を、8枚も重ねて仕立てた。丈夫で使いやすく、日常の暮らしに彩りを添える一枚であり、伝統技術の継承とサステナビリティを両立している。
- 価格
- 1,320円
- 販売情報
- 実店舗 福寿園 大丸京都店
インターネット(URL) https://www.fukujuen.com/
審査員コメント
本来廃棄されるはずであった茶葉を有効活用し、アップサイクル商品として新たな価値を創出している点は高く評価できる。「紡ぐお茶布巾」は、茶どころ・織物どころである上狛の地域性を一枚の布巾に表現したプロダクトとして魅力を備えている。規格外の茶葉を染料として活用し、伝統産業における技術継承と資源の有効活用を同時に実現している点も重要である。 福寿園のブランド価値に加え、八枚重ねによる耐久性ややわらかな手触りといった商品性も十分に成立している。日常使いのみならず、贈答用途との親和性も高い。 華美さに依存しない設計でありながら、土地と歴史に根ざしたストーリーがプロダクト全体の価値を支えている。お茶による染色ならではの風合いを通じ、日本独自の茶文化を自然に想起させる点も評価できる。持続可能性と商品価値をバランスよく備えた事例である。

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