個体数調整されたニホンジカ皮から作られた鹿皮の羊皮紙「鹿皮紙」
更新日:2026年1月30日
- 企業・団体名
- 鹿皮紙プロジェクト
- 商品・サービス概要
- 年間約60万頭が個体数調整として駆除されるニホンジカの未利用皮を活用し、国内発の鹿皮由来の羊皮紙「鹿皮紙(しかひし)」。筆写や描画、印刷素材として使えるほか、シカ皮特有の透過性と強靭な線維を活かし、照明や家具、三味線・太鼓などの楽器用途にも展開。誰もが扱える「紙」という身近な素材を通じて、伝統素材の革新と森や自然環境への理解を促す新しい素材である。
- 価格
- 400~35,000円
- 販売情報
- 実店舗 東京都青梅市日向和田ショールーム「鹿皮紙と無花果」
インターネット(URL) https://shikahishi.shujiworks.com/
その他(カタログ通販、テレビ通販など) Instagramアカウント https://instagram.com/shikahishi_japan_parchment
審査員コメント
未利用資源であるニホンジカの皮を、誰もが扱える「紙」として再活用し、環境負荷低減と文化継承を同時に実現している点は極めて独創的である。邦楽器用皮などへの展開可能性を含め、素材の新たな価値転換として意義が認められる。開発者のキャリアおよび現地でのフィールドワークに根ざした物語性も明確である。 ショールームや大学、子ども向けワークショップを通じ、森・野生動物・猟師の役割への理解を促す生活者啓発も評価できる。特許取得や万博出展、障害者就労との連携など、社会的インパクトの拡張に向けた取り組みも進められている点は重要である。 素材の持つ美しいテクスチャや、温かみのあるランプシェードなど、商品としての魅力も十分に成立している。環境性、社会性、プロダクト価値を高い水準で結びつけた意義深い事例である。

